バストアップ写真ってどれくらい?どこからどこまで?| 後楽園スタジオ
投稿日:2023年2月3日
更新日:2023年9月1日
著者: 瀧下 千秋
オーディション写真、宣材写真、婚活写真、就活写真などプロフィール写真関連のよく出てくるキーワードとしてバストアップ写真、バストアップの写真、バストショットという言葉があります。これはいったいどのようなもなのでしょうか?こちらではバストアップ写真について解説します。
バストアップ写真ってどれくらい?どこからどこまで?
バストアップ写真とは頭のてっぺんから胸下くらい(みぞおちあたり)までが写った写真をさします。
*胸をアップした写真ではないのでご注意ください。
- 両肩は入れるべきか?
- バストアップ写真を提出する際に気にするべきポイントとして「両肩を入れるべきか?」という問題があります。縦長の写真(例えば縦横比3:2の写真やL判写真)に限った事ですが、バストアップ写真として頭のてっぺんから胸下くらいまでの範囲を忠実に撮影すると両肩が枠に入らない場合があります。そして、ポーズ、顔の大きさ、肩幅、写真の比率によってもかなりの違いがあります。
- 提出する先でニュアンス、認識が異なる
- ご注意いただきたいのが、オーディション写真や婚活写真(お見合い写真)、就活写真など場合により、企業により、また人によって上記の「両肩を入れるべきか?」などバストアップ写真の認識、ニュアンスが異なる事です。
- バストアップ写真についてのチェックポイント
- バストアップ写真を提出する際の簡易的なチェックポイントです。こちらのチェックポイントをご利用頂く事で「提出先が求めるバストアップ写真の認識、ニュアンス」を理解することができ、スムーズにバストアップ写真の提出をすることが出来る確率が上がります。ご参考にして頂けると幸いです。
- 両肩が入るべきか?
- 肩が入るか入らないかにかかわらず忠実に撮影したバストアップ写真を求められているか?
- 写真の縦の長さに対する顔の大きさは何パーセントにするべきかの指定があるか?
- 使用する写真、画像の縦横比の指定はあるか?
各種ジャンルでのバストアップ写真
オーディション写真、婚活写真(お見合い写真)、就活写真(就職活動の証明写真)でのバストアップ写真について解説します。
オーディション写真でのバストアップ写真
- オーディション写真として使用する際のバストアップ写真はどのくらい?
- 各種オーディションの書類選考で求められる縦長の写真(L判写真:縦127mm×横89mmなど)では丁度両肩が入るくらいを求めている場合が多いです。顔の大きさ、肩幅、首の長さなど被写体のバランスや撮影の角度、写真の縦横比率にもよりますが、頭のてっぺんから腰くらいまでが写った写真(ウエストショット、ウエストアップ写真)をバストアップ写真として提出する事が多くみられます。もちろん忠実なバストアップ写真として両肩が枠に入らない頭のてっぺんから胸下くらいまでの範囲を撮影した写真を求めているオーディションもあるので応募するオーディションの募集要項を必ずご確認ください。
- オーディションではフェイスアップ写真が求められる場合もある
- オーディションでの書類選考の担当者は目、鼻、口、耳、輪郭などなど顔のつくりを特別に確認したい場合があります。その場合には頭のてっぺんから鎖骨下くらいのフェイスアップ写真(顔のアップの写真)の提出を求める事もあります。
婚活写真、お見合い写真でのバストアップ写真
お見合い写真など婚活写真でバストアップ写真を結婚相談所に提出する際に縦長の写真(例えば縦横比3:2の写真やL判写真)を求められることほとんどですが、上記で説明したオーディション写真と同様で両肩が枠に入った写真を求められることが多いのが現状です。よって頭のてっぺんから腰くらいまでが写った写真(ウエストショット、ウエストアップ写真)を使用する事が多くみられます。
ビジネスシーンでのバストアップ写真
ビジネスでは名刺、webサイト、パンフレットなどなど様々なシーンでプロフィール写真を使用すると思います。縦長のバストアップ写真の提出をデザイナーさんなどから求められた場合、頭のてっぺんから腰くらいまでが納まった写真を渡すとトリミングなどデザインの自由度が高くなるのでデザイナーさんに喜ばれる場合があります。上記で解説したようにバストアップ写真を忠実に縦長に撮影してしまうとデザインに支障が出る場合があります。写真スタジオなどでプロカメラマンに撮影してもらう際には事前に、必要なバストアップ写真がどれくらいなのかの認識をデザイナーさんなどと打ち合わせをするかカメラマンに相談することをお勧めします。
就活写真(履歴書写真)のバストアップ写真とは?
就活写真(履歴書写真)でもバストアップ写真とは頭のてっぺんから胸下くらいまでが写った写真を指します(忠実に撮影した場合)。特にキャビンアテンダント(CA)やアナウンサーなどの就職活動ではバストアップ写真の提出を求められるケースがあり下記3パターンが考えられます。
- オーディション写真と同じように縦長の写真(縦L判写真:縦127mm×横89mmなど)では丁度両肩が入るくらいを求めている場合があり、顔の大きさ、肩幅、首の長さなど被写体のバランスや撮影の角度、写真の縦横比率にもよりますが、頭のてっぺんから腰くらいまでが写った写真(ウエストショット、ウエストアップ写真)をバストアップ写真として求められる。
- 忠実に撮影したバストアップ写真を求めるられる。
- 写真縦の長さに対する顔の縦の長さを指定した写真を求められる。
※画像データでは縦横比率4:3あるいは3:2の画像を使用する事が多く写真プリントではL判を使用するケースが多いです。
※企業の求人情報を必ずご確認ください。
バストアップ画像とは
バストアップ画像とはバストアップ写真のデジタル画像の事です。データ形式はjpg、jpeg、pngがよく使用されます。提出された側が取り扱いやすいので、特に指定がない場合は、jpg、jpegをご利用ください。
「バストアップ写真」の言い換えは?
バストアップ写真の事をバストショット、バストアップショットという方もいるようです。