メガネ(眼鏡)をかけた宣材写真撮影| 後楽園スタジオ
眼鏡(メガネ)をかけて宣材写真(オーディション写真、プロフィール写真、婚活写真など)を撮影する場合について解説いたします。本記事は後楽園スタジオにてご利用頂く場合を想定した記事となっています。
眼鏡(メガネ)を使用した宣材写真(オーディション写真、プロフィール写真、婚活写真など)の撮影
- スタジオでの撮影でメガネは反射します。
- メガネは顔の一部、ご自身のトレードマーク、おしゃれなど眼鏡が必需品となってる方は多いと思います。そして、いざ写真を撮る際に反射してしまうのではないか?と心配される方は非常に多いのではないでしょうか?では、はっきり申しましょう。ご心配の通り「眼鏡は反射します!」レンズの大きさ・形・材質、顔の形によって反射の度合いは変わるものの大半が反射します。最近では反射しやすいブルーライトの入っいたレンズなどもあり癖のあるレンズも随分とふえました。
- 眼鏡の反射を防ぐことは可能です。しかし・・・・
- 当スタジオではライティングなどの技術により眼鏡の反射を防いだ撮影が可能です。しかし、100%反射を防ぐことが出来る保証はしておりません。また、セッティングに時間がかかり貴重なご予約の撮影時間が短くなります。そして、顔の角度が決まってきてしまうので、お客さまにとっては自由度の低い撮影となります。
眼鏡をかけた撮影をスムーズにする知識・方法
お客様が当写真スタジオをご利用になる際に是非、最低限おさえて頂きたい眼鏡をかけた撮影をスムーズにする知識・方法をご紹介します。実際に撮影してみないとわからない場合も多々ありますが下記をご理解、実行していただける事で、セッティングの時間がかかり、顔の角度は決まってしまうことはさけられませんがご予約時間の有効活用につながります。
- 反射防止のコーティングがされたレンズの眼鏡を用意する
- 反射防止のコーティングは当スタジオにて撮影する際にレンズの反射を防ぐ事ができ、顔の角度の自由度があがる可能性があります。タレントや俳優などもテレビの収録で使用します。ただ、使用している期間が長いとはげてしまう事があるので傷のようになってしまい返って逆効果を招きます。できるだけ新しいものをご用意して頂く事をお勧めします。ただし、反射防止コーティングがされていても100%反射が防げるわけではないのでご理解ください。
- 傷の付いたレンズの眼鏡は避ける
- 傷の付いたレンズはレンズが濁って見える場合がありますし、光の屈折でより反射する事が考えられます。
- レンズの汚れをよく拭きとっておく
- 手あかや、頭皮から出るフケなど眼鏡を汚す原因は多々考えられます。撮影前に柔らかい眼鏡専用の布でしっかり拭き取っておく事をお勧めします。ティッシュペーパーでレンズを拭くと傷をつけてしまう恐れがあるので避けるべきですし細かいゴミがつく場合もあるのであまりお勧めしません。
- 眼鏡のレンズはくもる
- 体温や気温・室温などの変化により眼鏡のレンズはくもる場合があります。眼鏡専用のくもり止めをあらかじめ塗る事をお勧めします。万が一、眼鏡専用のくもり止めが手に入らない場合は食器洗いの洗剤を塗りふき取る方法も眼鏡レンズのくもりをおさえる方法としてあるのですが、荒技なのでやめたほうがよいでしょう。眼鏡を痛める可能性があるのでご注意ください。
- ブルーライトの入ったレンズ
- ブルーライトのレンズは反射が防げたとしても青く色が入る事が考えられます。通常は避けた方が良いと思われますが、それが好みである場合には避ける必要はありません。
- だて眼鏡
- 度の入っていないレンズを俗に言う「だて眼鏡」といいます。だて眼鏡のレンズはプラスチックを使用している事が多いため反射を防げない事があります。
- フレームについて
- レンズのみならずフレームも材質によっては反射します。また太いフレームは顔を影にする場合があります。反射や顔の影が気になる場合は複数の眼鏡をお持ちいただく事をお勧めいたします。
後楽園スタジオのカメラマンが推奨する眼鏡をかけた宣材写真の撮影を成功させる一番の方法
上記の「眼鏡をかけた撮影をスムーズにする知識・方法」のみではセッティングの時間はかかってしまいますし、顔の角度は決まってしまいます。ではどうすれば?「レンズのないフレームだけの眼鏡を用意する」という方法が眼鏡をかけて宣材写真の撮影を成功させる一番の方法であり、一番撮影をスムーズにする方法です。ライティングのセッティングに時間がかかることも少なくなり、お客様の貴重なご予約時間を有効活用することが可能です。顔の角度も自由に撮影が可能です。しかし、フレームの反射やフレームにより顔に無駄な影が入る事も考えられるので数パターン用意して頂く事をお勧めします。視力の悪い方はコンタクトレンズをする事でよりカメラから目線が「はずれず」に撮影する事が可能です。角度が正面の写真を希望とされるお客様には最も効果的ですし、二重顎(にじゅうあご)が気になる方にも大変お勧めの方法です。
上記、成功させる一番の方法のメリット、デメリットのまとめ。
- メリット
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- レンズの反射がない(そもそもレンズが無い)
- 顔の角度が自由に撮影できる
- 予約時間を有効活用できる
- レンズのマイナス効果がなくなる(目が小さくなる、顔の輪郭がずれるなど)
- デメリット
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- 購入に費用がかかる
- フレームを複数用意する必要がある
- 最後に
- フレームだけの眼鏡を用意できず、レンズの入った眼鏡を使用する際にどうしてもレンズの反射が防げない場合は「眼鏡をはずす」という選択肢も必要です。あらかじめご検討ください。