家族写真とは何か?なんのため?大きく分けた2つの目的を解説。| 後楽園スタジオ
皆さんは家族写真とはなにか?なんのため?目的は?など考えたことはありますか?こちらの記事では大きく分けて2つある家族写真の目的ごとの疑問について解説いたします。
家族写真とはなにか?
家族で撮影した写真を家族写真と呼びます。
家族写真はなんのため?目的は?
家族写真には大きく分けて「記念の記録(記念写真)」と「学校提出(幼稚園提出)」という2つの目的があります。
家族写真の家族とは?家族の定義とは?
家族写真の「家族ってなに?」と思われる方も多いのではないでしょうか?家族写真は使用目的によって家族の定義が異なります。
- 記念写真(記念の記録)が目的
- 記念写真が目的の場合は家族写真の家族の定義や範囲に決まりはありません。例えば飼っているペットも家族の一員です。大切にしているぬいぐるみも家族の一員です。
- 学校や幼稚園への提出が目的
- 受験(※1)や新年度の初めに学校、幼稚園に提出する家族写真の家族の定義や範囲は、主役であるお子様と兄弟(男女に関わらず)そして親御さんが一緒に写った写真についてを指します。
(※1)受験とは幼稚園受験、小学校受験、中学受験を指します。高校受験、大学受験での家族写真の提出は今のところ聞いた事はありません。
家族の本来の意味などを知りたい方はwikipediaをご確認ください。家族(wikipedia)
学校提出、幼稚園提出が目的で撮影する家族写真
受験(※1)や新年度が始まる際に学校や幼稚園などから家族写真の提出を求められる場合があります。どのような写真を提出するべきか悩まれる方は多いのではないでしょうか?
こちらの記事は必ずそうでなければならないという決まりの内容ではなく、一般的な内容となってますのでご参考程度にして頂けると幸いです。
(※1)受験とは幼稚園受験、小学校受験、中学受験を指します。高校受験、大学受験での家族写真の提出は今のところ聞いた事はありません。
学校提出、幼稚園提出の家族写真を撮る理由は何か?目的は?
受験や新年度に提出する家族写真が「なんのため?」「撮る理由は何?」「学校側、幼稚園側の目的は?」など疑問に思う方が多いと思います。こちらでは学校側、幼稚園側の目的についてお答えします。
- 受験時に家族写真の提出を求める学校側、幼稚園側の目的は?
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- 身だしなみはきちんとしているか?など校風に相応しい家族であるか確認するため
- どのような雰囲気の家族であるか確認するため
- 「ちゃんとした写真」(※2)を写真館で撮影したか?を確認するため
(※2)「ちゃんとした写真」とは知識、技術、経験を持ったプロがプロの使用する機材で撮影した写真を指します。
- 新年度の始まりに家族写真の提出を求める学校側、幼稚園側の目的は?
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- どの人がどのお子さんの親御さんであるかを確認するため
- どのような雰囲気の家族であるか確認するため
※学校や幼稚園によって、もっともっと深い意味、意図がある可能性もあるのでご注意ください。
家族写真のサイズは?
L判にプリントした写真を提出することが多いです。L判の写真サイズは127×89(単位mm)、12.7×8.9(単位cm)です。
※提出サイズはL判だけではないので提出先のガイドラインをご確認ください。
家族写真をプリントする際は白い縁(ふち)ありの写真でも良いか?
写真館にてプロ仕様のカメラで撮影した写真画像はL判とは比率が異なります。撮影画像とL判の比率を合わせないで写真プリントをすると、「2mm程度の白縁ありの写真」「上下左右がトリミングされた写真」のどちらかが出来上がります。
学校や幼稚園からの特別な指定がない限り「白い縁ありの写真」を提出している方は多数います。問題があったという話は今までに聞いたことはありません。
家族写真の向きは?
横長の写真を提出することが多いです。例えばL判写真では縦横8.9×12.7(単位cm)の向きで提出します。
ただし、縦長写真の提出を指定する学校、幼稚園も多数ありますので必ずガイドラインをご確認ください。
家族写真はどこで撮ればよいか?
学校提出の家族写真などをあつかう写真館で撮影することは大変おすすめです。
「きちんと写真館で撮影した写真」(※3)を提出しないことで「やる気がない」「いい加減」「子供の事を考えてない」などと思われる可能性もあります、必ずではありませんができるだけリスクを軽減する意味でも写真スタジオで撮影する事は大変お勧めです。
写真スタジオは料金、システム、品質などに非常に幅があります。品質=値段ではないのでご注意のもとお探しください。
(※3)「きちんと写真館で撮影した写真」とは知識、技術、経験を持ったプロがプロの使用する機材で写真館において、ご家族が正装をして撮影した家族写真を指します。
家族写真の順番は?並び順など立ち位置はあるか?
よくある並び順など立ち位置のパターンとしては、写真を見たとき(カメラマンから見て)に左にお父さん、右にお母さんが椅子に座り真ん中にお子さんが立ちます。
しかし、これはあくまでも「よくある並び順というだけ」にすぎず決まりではありません。
この位置はお内裏様とお雛様によるものから来た並び順と考えられますが、京都ではお内裏様とお雛様は逆に座らせる場合もあるますし、どちらに座るのかは地域によっても異なるためどれが正しいというのは一概には言えません。最終的には個人の判断となります。
家族写真はどのような構図で撮影した写真か?
上記、よくある並び順をした場合に、皆さんの膝から上を横長にて撮影します。
※横長の全身写真の提出を求める学校もあります。
家族写真はなぜ横向きの写真提出を求める学校、幼稚園が多いのか?
学校提出、幼稚園提出の家族写真は雰囲気を見せるためでもありますが、顔を見せるための写真です。
横向き、横長の写真は縦長の写真よりも、集合写真において顔を見せる際にはバランスよく顔を見せる事が出来ます。
家族写真はスナップ写真でも良いと説明書きがあるのですが?
スナップ写真とは本来「カメラ目線であるかないかに関わらずカメラを意識しないでちゃちゃっと撮影された写真」の事を指します。
しかし、学校や幼稚園が言うところの家族写真の「スナップ写真でも良い」という定義は「写真館などを使わずに普段着で気軽に撮影した写真でもいいですよ」という意味かと思います。
スナップ写真という表現を使用していても「目線あり」でしっかりとご家族の顔が写った写真が良いかと思います。
※こちらの記事はスナップ写真の定義について保証する記事でないため、必ず提出先にご確認ください。
スナップ写真(参考:wikipedia)家族写真での服装や髪型は?
清潔感のある髪型、服装がおすすめです。基本的には正装をして撮影をします。
お父さん、お母さんは紺系のフォーマルな服装をされている方が多く見受けられます。特にお母さんはネットなどで受験用の服装を検索すると様々なデザインがあるので楽しみながら選ぶ事が出来ます。
※お子様の正装は年齢や性別、受験時の提出か新年度の提出かによって非常に違いがありますのでこちらでは解説しません。別記事にて解説するかもしれません。
記念撮影が目的の家族写真
記念撮影が目的の家族写真について解説します。
家族写真(記念写真)を撮る理由は何ですか?目的はなんのため?
家族写真は記念すべきお祝いの記録や日々の思い出の記録を残す目的、理由で撮影します。
家族写真は何に使う?どう使う?
記念の記録を目的にした家族写真には様々な使用方法があります。
- 家族写真をどう使うかなど使用方法
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- プリントして飾る
- 年賀状など挨拶状に使用する。
- グッズにする。
- アルバムに貼る。
- スマホやパソコンの壁紙にする。
10月23日の家族写真の日とは何ですか?
一般社団法人がビジネス促進のために独自で作った記念日です。
家族の日とは
内閣府によって、平成19年から11月第3日曜日を「家族の日」、その前後各1週間を「家族の週間」と定められた日です。
家族の日はなぜあるのか?など詳しくは、下記リンクから内閣府のページ「家族の日・家族の週間」をご確認ください。
家族の日(出典:内閣府)家族写真はどんな時?いつ撮りますか?よくあるお祝い事は?
こちらでは「よくある家族写真を撮影するお祝い事」についての一覧をご紹介します。記念すべきお祝い事はたくさんあります。
- よくある家族写真を撮影するお祝い事
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- マタニティフォト
- ニューボーフォト
- お宮参り
- 100日
- ハーフバースデー
- 1歳の誕生日
- お誕生日
- 七五三
- 入学
- 入園
- 卒業
- 卒園
- 二分の一成人式
- 成人式
- 30歳、40歳などの節目
- 還暦、喜寿など長寿の記念
- 婚約
- ウェディングフォト、結婚
- 結婚記念日
- 銀婚式
- 金婚式
- カップルが付き合った記念日
- 表彰されたとき
- 表彰されたとき
- 退官、退職
※上記は学校提出、幼稚園提出以外についての一覧です。また、下記「家族写真は毎年いつ撮る?タイミングなどはあるのか?」の内容についても省きます。
※上記一覧意外にもお祝い事はあると思いますが、また気づいたら追加します。
家族写真は毎年いつ撮る?タイミングなどはあるのか?
家族写真を毎年いつ撮影するかはそのご家族でバラバラです。上記「よくある家族写真を撮影するお祝い事」でない場合でも家族写真を撮影する事は多いと思います。
こちらでは「家族写真を撮影するタイミング」についてご紹介します。
- 家族写真を撮影するタイミング
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- お祝いなど記念日に撮影する。
- ゴールデンウィーク、連休、春休み、夏休み、お盆休み、お正月、法事、帰省、葬儀などご家族が自然と集まるタイミングで撮影する。
- 毎年撮影月を決めて撮影する。
- 年賀状、暑中見舞い、寒中見舞いのための撮影をする。
- 新しい服を買った時に撮影する。
- 旅行や食事などお出かけした時に撮影する。
家族写真を撮る頻度はどのくらいですか?
例えば写真館を利用して家族写真を撮影する場合の頻度ですが多い方で年間3、4度撮影する方はいます。
また、「年に一度は撮ろう」のような形でお祝いや記念日に関わらず写真館で撮影する方もいます。
家族写真のメリットは?家族写真の魅力は?
- お祝いや思い出の記録を形としていつまでも残す事が出来ます。。
- お祝いや思い出の記録を見返すことでその時の情景を忘れずらくなります。
- お祝いや思い出の記録を見返すことで楽しむことが出来ます。
- お子様がいる場合には成長の記録を残しておくことができ楽しむことが出来ます。
- 家族の絆をより深める事が出来ます。
家族写真の並び順など立ち位置はあるか?
記念である家族写真の並び順には特に決まりはありません。
上記学校提出の家族写真にある「家族写真の順番は?並び順など立ち位置はあるか?」でも解説した通り決まりは存在しません。
何が当たり前なのかは地域差もありますし、風習や習わしがある方もいるので個人の自由です。ただし、主役がいる場合は主役を真ん中にして写真を撮ると良い記念になります。
家族写真はどこに飾るといい?飾ってはいけない場所は?
- 飾るべきでない場所
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写真は非常に紫外線に弱く色が変色してしまいます。よって写真は直射日光の当たる場所に飾るべきではありません。
また、温度変化が激しく湿気ある場所も飾るべきではありません。例えば、お風呂場やキッチンの近くもできるだけ避けた方がよいでしょう。
- おすすめの場所
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飾る場所でおすすめなのは直射日光があたらず、紫外線の影響受けない、温度変化の少ない、湿気のあまりない場所がおすすめです。
- 写真の劣化をあきらめる
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家族写真は普段見て楽しむものですし、お客さんが来た時にインテリアとして活躍する物なので悪環境でも「写真の劣化をあきらめて飾る」という選択肢もあります。
もしも画像データやネガが残ってるのであれば、写真が劣化してしまった場合に費用はかかりますがプリントをしなおせば良いのではないでしょうか?
- 絶対に写真を飾ってはいけない場所
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「フォトフレームに入れて飾る場合に落下すると危険な場所」に飾ることだけは絶対に避けるべきです。ケガだけで済まない場合すら考えられます。小さなお子様がいるご家庭では細心の注意が必要です。
家族写真は何人まで撮れますか?
広い環境があれば何人でも撮影可能です。