レフ板|撮影に関する用語集

撮影に関する用語「レフ板」について解説します。

レフ板

撮影の被写体に光を反射させる板である。主に写真、映画、テレビの撮影で用いられる。 カメラを用いた撮影を行う場合、太陽光や人工照明などの光源があり、それからの直接光以外に、その光線を反射させて間接光として利用することがある。その為には一定の反射率を持つ素材を扱いやすい形状に加工する必要がある。反射材となる布を金属製または樹脂製の枠に張り付けたもので、分解或いは折り畳むことが可能なものが多い。円形の丸レフは枠が容易に変形し、ねじって折り畳むことが出来る。四角形のロールレフは枠が4本の中空パイプを組み立てたもので、不要の際には枠を分解して反射材であった布で巻き取って持ち運びが出来る。布は白色、銀色、金色、青銀色などの反射率の高いものの他、薄手の白色である程度光を透過させる素材のものも用いられる。また片面ごとに色が異なるものもある