絞り(F値)|撮影に関する用語集

撮影に関する用語「絞り(F値)」について解説します。

絞り(F値)

レンズを通してカメラの撮像版にはいる光の量を調整する目的で、孔の大きさを変化させるための装置またはその調整値のことを言う。 カメラの絞りの調整値はF値で表現される。絞りを調整するということは、単に露出量(露出量は、絞りの他に露光時間:シャッタースピードに依存するが)を変化させるだけでなく、被写界深度(*)も変化させることになる。絞りを絞るほど(F値を大きくするほど)、被写界深度が深くなる(ピントの合う範囲が大きくなる)。この原理を応用して、パンフォーカス(**)やボケ表現(***)などの表現が可能である。撮影時にはこのことにも注意が必要になる。